2009年ゲームまとめ

 例によって点数つけてるので注意。未クリア有り。

バーンアウト リベンジ(360)

 3の不満点が見事に解消されていてお見事。よりテイクダウンが決めやすいゲームに。
 特筆すべきはクラッシュイベントのプレイのしやすさで、リベンジ一番の個性はここかも。
 パラダイスとはまた違った趣があります。

 8点

バトルフィールド バッドカンパニー(360)

 人数少なめな対戦でも広大な戦場が満喫できるのがこのBFBC。金塊ルールは軽く発明と言って良い。
 バランスが崩壊しかけているマップもあるが、それでも良バランスな部類。
 オフもなかなか面白く、2が楽しみな出来でござんした。

 9点

Galaga Legions(360)

 ギャラガには特に愛着も無いけど面白かった。サテリテを用いて敵の行動を先読みするのがユニーク。
 ただ覚えゲーになっている節が多々あり、全体的な高難度も手伝っていつの間にかプレイしなくなっていた。

 7点

ゾイドバトルコロシアム(DS)

 DS閉じてもスリープしないゲームは初めてだ。
 ひたすら単調なんだけどゾイドゲーならこんなものかなとも。
 いやむしろゾイドゲーにしては良い出来ではないだろうかと錯覚してしまえる内容。
 でもいい加減「愛あれば前提」抜きに楽しめるゾイドゲーに出会えてもバチはあたらないのではないかと思うのだけども。

 5点

ストリートファイターIV(360)

 バランス調整は噂通り酷いものだったけどそれを補って余りある素晴らしい移植。
 特にオンライン対戦周りが素晴らしく、外国人相手でもほとんどラグを感じない試合が多くて助かった。
 「すぐにマッチングできるように」「快適に遊べるように」という口にするには簡単だがしかし偉大な目標をこのゲームで達成してのけた。
 2009年においてはかなり良いゲームなんだけど、洋ゲーの大作とか和ゲーの人気作に埋もれた感があってあんまり注目されなかった気がする。それが惜しい。

 9点

バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX(360)

 フリーローミングオープンワールド、という実に今風なノリで構成されたバーンアウトでありどこまでもノリノリ。
 クラッシュイベントがなくなったのは惜しいが、それを補う形で導入されたショータイムがこれまた良い感じのノリで楽しい。
 しかしどこまでもノリで突っ切った感の強いバーンアウトでもあり、リベンジのような完成形はこのパラダイスでは見られなかった。

 8点

ラストレムナント(360)

 最初は全然期待してなかったんだけど、やってみるとムチャクチャおもしれー。
 惜しいのは技術的な欠陥で、特にメディアインストール必須級の処理落ち連発にはゲンナリさせられましたけど(おかげで再開しづらい)。
 しかしそこはこのゲームを語る上ではどうでもよいこと。
 ターン制RPGの限界を超えようと、もがいて得た答えがこのゲームにはあったのではないでしょうか。誰もがブチ当たるターン制RPGの壁をぶち破ったゲームが、このラストレムナントなのではないでしょうか。
 そりゃあPC版の快適さには劣るでしょうが、それはたかだか技術的な優劣の話でしかなくて。
 このゲームは既存の技術に関することではなく、新たな着想にこそ焦点を当てて評価しなければならんゲームじゃないかなと思います。
 目線を一歩引いてRPGをプレイするとこうなるんだよ、という具体的な例がそのまま戦闘システムとして昇華されていたのが印象的。
 すさまじい意欲作で久々にRPGで感動した。いやストーリーはどうでもいいんですけど。

 9点

ガンダムバトルユニバース(PSP)

 すんげー単調なんだけど癖になる単調さ。
 スピード感は凄まじいが、慣れればどうでも良い感じに。
 これはガンダムでなければ許されない。しかしガンダムだから許される。ガンダムすげぇって思った。
 ガンオタのためのガンダムゲーって感じだ。

 7点

モンスターハンター ポータブル 2nd G(PSP)

 面白さはわかるけど単調さではバトユニといい勝負じゃね?
 のっさりもっさり動くキャラクターを見るのが苦手な俺には総計20時間以上のプレイは無理でした。
 これ100時間以上プレイできる人はすげーよ。
 この日本はそんな人ばかりらしいんだけど、俺にはそれが信じられねぇよ。
 でも20時間は楽しめたのでそんなに嫌いでもないんだな。

 7点

グラディウス ポータブル(PSP)

 お得なコレクションパックや廉価版が多いのがPSPというハードの強みでもあり弱みでもあり。
 外でサクっとプレイできるお手軽さはとても良い。
 そしてグラディウスはやはり面白い。しかしそれ以上の何かはなかった。

 8点

バトルフィールド1943(360)

 大味な内容だけどもBFBCより初心者と上級者の差が埋まりやすい感じでなかなか好印象。
 価格が安いのは良いんだけど、もう1つ2つぐらい追加マップとかあってもよかったよね・・・

 8点

Gears of War 2(360)

 待望の日本語版は規制以外は最高でした!とさ!
 規制だけが惜しい、ただひたすらに惜しい。
 少なくともヘッドショット時の首パチュンは立派なゲーム性だった。
 DLC同梱とか粋な計らいも見られたものの、それは規制をごまかせるものではなかった。
 それでもギアーズは面白いから、なんだかんだで許せてしまって困るんだけども。

 9点

星のカービィ 参上!ドロッチェ団(DS)

 言われるほど悪くはない。むしろ良い。
 簡単簡単と言われるほど簡単でもなく、でもまあ難しいこともない。適切な難易度ってこれぐらいじゃね。
 手抜き全開な数合わせステージがいくらか見られたのが残念だった。

 7点

'Splosion Man(360)

 爆発とジャンプの親和性たるやここまでか。
 爆発するから飛び上がる、爆発するから攻撃できる、という一つのアクションに複数の意味をもたせる芸術性がものすごく好みだった。
 レベルデザインも素晴らしく、ギリギリ初見でもクリアできるような構成がニクイ。
 反射神経と発想力が問われる、古風ながら革新性にあふれたジャンプアクション。

 9点

Call of Duty 4(360)

 あえて今語ることもあるまい。
 2年経っても何一つ色褪せない、00年代後半を彩る傑作。

 9点

JUST CAUSE ~ビバ・レボリューション~(360)

 パラシュートとスタントアクションを組み合わせて広大な世界をヒャッハーしようぜゲーム。
 バランスがものすごく大味だが、なんとなくパラシュートで空中散歩するには最適といっていい味付けとも。
 噛めば噛むほど〜なスルメゲーだなと。

 7点

HALO 3: ODST(360)

 キャンペーンはなかなかストーリー的に面白く、難易度も低くてサクっとクリアできたのが印象的。
 人によってはそれがボリューム不足に感じたりしたようだが、ゲームとしての出来栄え自体はそこまで悪いものではない。
 野良ファイアファイトが可能ならばもっと評価されていたことだろう。
 エンジニアたんがとても可愛い。

 7点

チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者(DS)

 手軽に遊べる良さは健在だったが、なんというかたいした山もオチも意味もないお話でしらけた。
 絵本タッチの絵柄とか雰囲気は良いのだけど、それ以上の何かもなく。
 せめてプルバックデュエルがもう少し完成度の高いミニゲームであったならば。

 6点

0D Beat Drop(360)

 音ゲー落ち物パズルの融合。
 特に対戦の熱さがハンパないのですが、これを体験できた人は世界でも一握りという悲しい事実。
 売れないということはやはり悲しいことだ。

 8点

ロックマンロックマン(PSP)

 ヘタクソでもできるように、という配慮がどこまでも行き届いており、あらゆるレベルのプレイヤーに対応したゲームとなっていた。
 DLCの充実とか、コンストラクションツールの完成度とかチャレンジモードとか、多くのプレイアブルなキャラクターとか、達成目標の多さとか、忘れちゃいけないロックマンらしい鬼畜さとか、とにかくかゆいところに手が届くつくりでござった。
 しかしそれらのかゆいところはあくまでもロックマンファンにとってのかゆいところであり、俺のような非ロックマンファンにとっては割とどうでもいいところだったりもした。

 8点

Peggle(360)

 シンプルながら奥が深く、メリハリのついた派手な演出がプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれた。
 ゲームとしての完成度は本当に何の言及も必要が無いぐらいに完璧で、DLC込みならばいつまでも俺を楽しませてくれるに違いない。

 9点

コロぱた(DS)

 細かな微調整と膨大なトライ&エラーに耐えられる者が、またそれに耐えた先で得られる甘美な世界を理解できる者のみがこのゲームを認めることができるのだろう。
 半ばヤケになってしまいがちな鬼畜ステージだらけだが、ここまでムキになって攻略したくなるゲームもなかなか無いのでは。
 寸劇のご褒美感がやばい。

 7点

Shadow Complex(360)

 若干過大評価されてるかな?と思われる節はあるけれど、2DアクションとTPSの融合がここまで上手く決まっているならばあの高評価にも頷ける。
 探索が楽しくて仕方がないマップ構成で、探索すればするほどどんどん強化されていくのがどこかRPG的。
 冒険している感覚が得られるゲームは大体面白いですね。

 8点


 一般的に見るとXbox360は下火だったらしいのですが、個人的には最も稼働してくれたゲーム機でした。
 特にLIVEアーケードの充実度が素晴らしく、安価で良質でお手軽なゲームが増えてきたことは喜ばしいことだと思います。


 「2009年の一本」を選ぶとしたら'Splosion Man。
 もっと熱中したゲームとか、完成度の高いゲームなら他にもあったけれども、ゲームデザインがあまりに芸術的だったのでこれ以外が見えない感じ。
 攻撃と移動を1ボタンに割り当てながら、かつ動作が自然であるというのは結構凄いことだと思うぞ。