劇場版 機動戦士Zガンダム
お正月にBS11で放送していたので見させてもらった。以下、流れを思い出しつつネタバレ雑感。
機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-
- 最初のシーンがクワトロの潜入シーンなのはTV版と同じだっけ
- 何気に一歩間違えば即死な白兵戦をよくやるなあと思うんだけど、それはMS戦も同じなんだろな。ニュータイプって普通に銃弾よけそうだから怖い。
- またまたテンポよく話は進んで両親死亡&エマさん寝返り
- 母親死亡シーンは何度見てもつらいけど、父親死亡シーンもまたなんというか無性にやるせないものがある
- わかりあえなかった親子がわかりあえないまま死をもって別れるというのは、なんかもう救いがなさ過ぎてきつい。母親はまだ歩み寄るだけの隙間があったけど、父親の方はもう修復不可能なところまで来ている感じだ。
- なんか全体的に旧カットが多い感じ。新規戦闘シーンはとても迫力があって良いんだけど、いくらなんでも旧カットが多すぎるような。
- コロニー潜入とか、ティターンズ非道なりなシナリオがカットされていたのはちょっと惜しいような、しかたがないような、複雑な気分
- マークIIの回し蹴りが炸裂したりしなかったり
- さあ大気圏突入でござる
- あぁああアメリアー!
- ということでカクリコン退場。ライラも少し前に退場していたのでなんか急ぎ足な気分。
- ジャブローでなんかいつの間にか捕まってるレコアさんとカイ。ホントおめー何しに地球降りたんだよと突っ込みたくなるぐらいのやる気のなさが面白かった。
- それにしてもジェリドって手を差し伸べてくれる女がいないとなかなか上手く生きていけない、なんともかわいそうな子だよなあ
- そういえば、ロベルトは?
機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-
- 二部に移ってベルトーチカが出てきたりフォウが出てきたり
- この辺これ見よがしに「恋人たち」を見せ付けている感じがすごい
- そこそこ時間かけたはずなんだけどフォウ関連のお話が短い気がした
- それもそのはず、フォウってTV版じゃここで死ぬキャラじゃなかったもんなそういえば
- 本来ならキリマンジャロで再開するはずが、映像作品の都合とはいえかわいそうに
- でもTV版もフォウ関連の話はくどさすら感じたし、製作者なりの改善点だったのだろう
- 場所は変わって宇宙
- ゼータガンダム登場。かっこいい。
- カツとサラの微妙なラブロマンスが始まる
- そういえばカツもサラも声優が変わっているんだよな。カツはそこそこ良い感じだと思ったけど、サラはどうにもなんだこれ。
- さらに三部ではサラの声優はまた変わったらしいのだが、劇的な変化は感じなかったような、よくわからんが最後まで違和感がぬぐえなかった
- そういえばカツもサラも声優が変わっているんだよな。カツはそこそこ良い感じだと思ったけど、サラはどうにもなんだこれ。
- でもサラのビッチ加減は大好きだ。ビッチというか、なんだかんだで優柔不断で、人間らしいところがあるからその辺好きだ。
- サラって実は一番女の子らしい女の子のような気がするんだけど、あの辺の葛藤の描き方は好き
- ヤザンが出てきたりカツがだまされて涙目だったりファが合流していたり、人間関係がややこしいのも二部って感じ
- 最後にハマーンが登場して二部終了
- 最後まで「恋人たち」を見せ付けられた感じだった
- しかしそれでもテーマが限定されていた分見やすかった
機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-
- ミネバさま眼福なり
- 考えてみればZガンダムってロリ分が足りなさ過ぎる。ZZ最高や!
- ファのおっぱいが生意気なぐらいエロいんだけど、劇場版はファがなんか全体的に大人っぽくてなんかなあ
- 体つきもそうだけど精神的なところからしてどこか子供っぽさが削れてる。フォウが早々に退場したからか。
- と思ったら後半にかけてのロザミィのエピソードも削られていた
- あんな毒々しい妹キャラなんてなかなかいないのに…残念です
- さあ、三部はどんどん人が死んでいく
- まずは手始めにアポリー。「良いお兄さん」とか「良き人生の先輩」な描写がことごとく削られていたため、どこか死んだあともそっけないように感じた。
- 正直アポリー無しではTV版Zってもっと悲惨な終わり方を迎えていたかもしれないのだけど(クルーの病みっぷりがひどいので)、あらゆるエピソードを排除することでアポリーの必要性も薄れてしまっていたのかもしれない。ギスギス感が緩和された世界では、アポリーのようなキャラはそれほど重要ではないのかもしれない。
- そういえばTV版のアポリーの死に様は結構くるものがあったものだ。「これからどうやっていけばいいんだよ」感はもちろん、視聴者自身も「こいつらこれからどうなっちゃうんだよ…」と心配してしまうものがあったような気がする。アポリーは良いやつだった。
- とまあそんな感じでいろいろ死んでいく
- ロザミィ関連の話がカットされている以外は基本TV版を忠実に再現していたのかな。よく覚えていないところもあるのでなんともいえないのだけど。
- カツの死に方は本当にアレだなあ。なんかもうちょいこうなあ。
- いろいろ削減されていく中でカツのダメさ加減はTV版と同じく輝いていたと思う。あーもー本当にカツはだめな奴だけど、こうして見直すとそこがいとしくもあるキャラだ。
- さらにいろいろ死んで。ヘンケンが死んでサラが死んでエマさんが死んでちゃっかりジェリドも死んで。
- でもヤザンはやっぱり生き残っていてw
- 後に「だからドリルは取れと言ったのだ…」にリスペクトされる名場面をもってシロッコを倒すカミーユ
- カミーユが生き残っただけでかなり元気になったアーガマクルー
- ここぞとばかりにサエグサがでしゃばる!そういやお前劇場版じゃ影薄かったね…
- カミーユとファが無難に両想いなのは気に入らないなあ。というのもZZでの献身的な介護シーンは結構くるものがあったので、そこがないカミーユとファのカップリングって、なんだか物足りない。
- いろいろ思うことはあったけどやっぱりZガンダムは面白かった。癖も強いけど、TV版よりいくらか緩和されているため見やすくなってるし、逆にそれが物足りなさとして感じられるシーンも無くは無かったが、新規戦闘シーンがそういうモヤモヤを吹き飛ばしてくれたので最終的には特に不満も無かった。
- しかし放送から一週間経ってこういう感想を書くのってだるいなあ。ところどころ忘れているところがある。