Kinectアドベンチャー!
キネクトの同梱ソフト。まだまだプレイし足りないところではあるものの、一応スタッフロールまで到達したので感想を。
いやー、キネクトの可能性を見せつけるには最高のゲームだったんじゃないでしょうか。
なんかもう、これだけのゲームをやっておいて、「キネクトはもういいよ」とか口にできる神経が俺には理解できない。
可能性の塊だったんすわ。
確かに、まだまだ発展途上のところはある。遅延もあるし、ゲーム内容も非常に単純。認識精度もけして精密とはいえない。
しかしだよ!
それだけ未発展でなお、凄まじい面白さが詰まっていたこの事実をどう説明する?
「もう」ではなく、「まだまだ」なわけで、どんどん発展・成長していってほしい、そんな媒体。それがキネクト。
次世代Xboxはまず間違いなく、このキネクトが中心になるだろうし、そうしていかなければいけない。
ビデオゲームは常に新しい遊びを追求していくべきであり、その媒体としてキネクトは現状で得られる最高の解答だろう。
はっきり言いますが、もうグラフィックが少々良くなったところで感動なんて無いですよ。
仮にあったとして、このキネクトアドベンチャーを遊んだ瞬間以上の感動を感じさせてくれるか?答えはノーだろう。
さて、一応ゲームの内容にも触れておくと、キネクトのモーションキャプチャを利用して、いくつかのミニゲームをこなしていく、ただそれだけの内容。
非常にヌルい難易度なものの、高得点を目指せば適度に手応えがあり、やり込み派もご満悦な内容。
しかし実績は(一部を除いて)解除しやすく、実績厨も納得の内容。
体力を異様に消耗するゲームもあれば、それほど疲れないものもある。
単純でそれほどゲームモードが多いわけでもないが、どれもこれも全く異なる楽しさがあった。
何より、適度に運動になって良い。
唯一の難点を述べると、毎回起動するたびに川下りのゲームをやらされるところぐらいか。
ラリーボールが超面白い。
360を持っているならキネクトは避けて通れないし、持っていなくてもセットで買ったって良い。それぐらい充実した体験がこのゲームにはあった。
同梱ゲームなのでキネクト本体を買えば遊べるよ!