再開したゲームの話

ゴッドオブウォー
このゲームは同じ地点で死にまくると「難易度下げますか?」と訊かれる。
で、例に漏れず「NORMAL」レベルで挫折したので「EASY」にしてもらったのだけど。

いやー、ホント簡単だ。
こんなに難易度を抑えたEASYは、洋ゲーじゃ見たことないや。あんまり洋ゲー経験無いけど。
極端にヌルいというほどではない(敵が棒立ちとかそこまでアレじゃあない)のである程度の緊張感は保っておかないと、多分死ぬんだろうけど、現状ほぼ無敵モード。へへーんらくしょー。みたいな。

じゃあ普通レベルは難しいのかと訊かれたら、そういうわけでもなく、日本のよくあるアクションゲームにおけるノーマルレベルとほぼ同じぐらいの難易度だと思う。単純に自分がヌルゲーマー化していて詰まっただけで、今ならノーマルでも多分楽勝。のはず。

ただ謎解きはやっかいだなあ。
基本ヒントは少なめなので、謎解きで詰まる場面は未だに多い。
仕掛けに対しての懇切丁寧な解説はほぼ無いだろう。

このゲームはあくまで、フィールド上の仕掛けに触って、その利用法をプレイヤーなりに考えてもらうのが前提。
「触れれば何かが起こる」仕掛けにとりあえず触れてみて、スティック倒すなり適当なボタンを押すなりして試行錯誤を繰り返して、仕掛けの挙動を確かめ、手探りで解法を探していく、そういう面白さはある。

言語化する必要性が無いと思われるアドバイスを、全てステージ上のギミックに集約している
ギミックそのものがヒントであり、他には一切ヒントなど無いと見てよい(一応仕掛けの解説は見られる場合があるが、無い場合も多い)。
不親切っていうか、そういうゲームなんだろう。

かなり久々に再開したゲームだったが、あぁしかし面白い。
前こんなに面白いって思ったっけ。
こんなゲームが新品でも2000円で買えるなんて、現代とはなんて恵まれた時代なんだろう。

「昔は良かった」とかありえないですね。


■スパロボOGs
OG2を28話まで消化。
やはり決め手はアイビスだった。

予測してはいたが、OG1(あとOG2の6〜20話ぐらいまで)がお話的に微妙だったのは、第二次αやR以降のキャラが表立って出てこなかったからなんだろう。身をもって実感した。アイビスとか他にも一部のキャラはちょびっと出てたりするけど、基本は裏方だ。

そんなこんなでアイビスの例のテーマ曲がかかった瞬間のテンションは異常な盛り上がりを見せていました。ヒャホーウ。いや、アレンジ的にはもっとなんとかならんかったのかと文句つけたいんですが、やはり曲そのものが激烈に好きなんだろう。

つかアイビス組がお話も含めて魅力的すぎる。
「男勝り」とかで安易に「カッコよさ」を演出する女キャラって多いけど、アイビスはそれが無いのに「カッコいい」と思えるんだなあ。
この手のキャラクターって意外に希少だと思う。

α以前の主人公とかなんだもうどうでも良くなってきたな。
これOGsの話をするたびに言ってるかもな。
一つや二つしかない貧困な個性を押し付けられるのがどれほど辛かったか。いやキャラ的にはそれほど嫌いじゃないけど、やはりあいつらは裏方にいるべきなんだろう。
お話をスムーズに進めさせるための潤滑油で良いんだ。
元来、スパロボにおけるオリキャラってそういう位置づけだったわけだから(転機はやはりAなのかな、A偉大すぎ)、その時代のキャラクターはそちらで頑張ってもらえば良いよ。

あーあと、生で「Chaos」聞いてもやっぱり微妙だった。
実際にプレイしてみれば演出絡んで好きになれるかと思ってたけど、ダメだ、そーでもない。
聞けば聞くほど嫌いになっていくアレンジだ。そういう意味ではこのアレンジはもう聞きたくない。ラウルのテーマ曲と対称的な位置づけ。

まあ進めるからには聞かなきゃいけないわけだし、終盤の展開に期待しておくかなあ。