北朝鮮で大量殺戮してたらなんか大金もらえた

マーセナリーズ
マーセナリーズ
posted with amazlet at 08.04.28
エレクトロニック・アーツ (2005-04-28)
売り上げランキング: 4403
おすすめ度の平均: 4.5
5 北のあの方に是非ともプレイして頂きたい
4 これは新たなビックタイトル
3 感想・・・
3 面白くない事はない
4 キム・キム・キム・ヒョンヒ〜♪楽しい北朝鮮〜♪

酷いタイトルだが実際そんな感じのゲームである。
そう、ゲームの話だ。

プレイヤーは、マーセナリーと呼ばれるプロの傭兵となり、中国軍、韓国軍、国連軍、ロシアンマフィア、そして反乱軍がひしめく北朝鮮という戦場で、一攫千金を求めて血生臭い任務を遂行し、結果として、暴動を鎮圧していく。
そんなサクセスストーリー、なのだろうか。

ゲーム自体の内容は基本、TPS。
武器は2つまで所持することが出来、適当に現地で調達するなり、ショップで購入するなりして手に入れる。そんな、どこにでもあるTPS。

特徴を挙げるとすれば、その自由さだろうか。
広大なフィールドを、自由な意思で動き回れる、その自由さ。ミッションを淡々と引き受けていくのもよし、車かっぱらってドライブに明け暮れるもよし、道中で見つけたちょっとナマイキな現地の人を試し撃ちでぶっ殺したり(一般人を殺すとペナルティが加えられるのであまりお勧めはしない)、それなりに自由だ。
例えればGTAライクなゲームなんだけど、最近はこの手のフリーローミング系ゲームが増えてきたので、特定のゲームに例える必要は無いかもしれない。

自由自由といいながらも制約が無いこともなくて、ミッションをこなしていかないと反乱軍の幹部の情報が聞けず立ち往生とは行かないまでも何をしたらいいのかわからなくなったりするので、ミッションを適度にこなさなければあまり面白味を感じられないゲームだろうなと思う。

各勢力との友好度も重要で、この友好度に気を使わなければ場合によっては敵対勢力とみなされ、攻撃を受けてしまうこともある。逆に、友好的な関係を築いていれば、反乱軍と戦うときに手助けしてくれたり、この辺のさじ加減はなかなか個性的で面白い。

ミッションの中には明らかに特定の勢力に嫌われてしまうようなものもあるのだが(例えば中国軍の将校ぶち殺せとか)、そこは傭兵という立場のフリースタイル加減が物を言うのだろうか、関係が悪化しても媚さえ売れば適度に友好的な関係を築き上げることが出来る。具体的には、賄賂などがそれにあたる。うへへ、世の中金だぜ。

反乱軍には52人の幹部がいて、そいつらを全員とっ捕まえることが当面の目的。
幹部は出来る限り殺さず生け捕りにしなければならないのだが、殺してしまっても写真を撮ればOKらしい。このあたり、やってることが実にミリタリーでとても楽しい。

乗り物には車の他に戦車やヘリコプターなどがあって、それぞれ操作方法が違うのだがこれも動かすだけで結構面白い。

3〜4時間ほど遊んでみたけど、今のところゲーム的にはそれほど難しくないかな?といったところ。
瀕死状態になっても自動回復などのおかげで生き永らえることが出来るので、酷い撃ち合いになってもなかなか死なない。死なないから勝てる。勝てるから楽しい、今そんなところ。
終盤はさすがに難しくなってくるのだろうが、触った瞬間にとっつきづらさを感じるタイプのゲームではないと思う。


面白いゲームです。
他意こめて言わせてもらうけど、北朝鮮とか中国とかロシアとか韓国とかに並々ならぬ愛着を持たれる方々には、結構お勧めかも。

自分は早速中国と敵対関係になりかけてちょっとやばかた。
いやいや、普段はそんなに嫌ってないんだけど。プレイ中は何か来るものがあったのかも。
うへへ、賄賂差し上げますから許してよ。

百聞は一見にしかず、なので動画貼っときます。ニコニコ動画の。

ちなみに続編の発売も決定している。
Xbox360PS3でマルチらしいです。
むしろそっちの予習として今回購入したんですけど。あー楽しみやわー。