今週のファミ通がつまらんかったので

 他にゲーム雑誌を買ってきた。


■Game Union
 洋ゲー専門誌。今回が創刊号で、全国で発売されているらしい。価格は1300円。高いか安いかといわれたら高い方か。
 書かれている内容がネット上にある洋ゲーを取り扱っているサイトよりも薄いため、いろいろ自分で調べてるけど洋ゲーのことをもっと知りたい!という人にはちょっと物足りないかもしれないが、おさらいとか入門には最適。1300円はちょっと高いなとは思ったけど、満足したといえば満足した。少なくとも今週のファミ通よりは面白い。

 しかし最後のコラムは嫌な感じだなー。JRPGをはじめ日本のゲーム批判をしてる人がひとりいて、大変印象が悪い。
 安易な洋ゲー批判やFPS批判をしてくる自称ゲーマーは嫌い。だけど、それと同じぐらい、安易なJRPG批判をしてくる自称ゲーマーも嫌な感じだ。お前本気でRPG楽しもうとしたことねーだろって。
 何がヘビーゲーマーだ、自分で目標設定してそのためにひたすら頑張ったことあるのかよ。確かに時間をかければ多くの目標が達成可能になるのがRPGだが、何もかもアクションゲーム基準で見すぎちゃいねーか。

 確かに革新的なゲームが無さすぎて、10年以上前のFF7をなぞったゲームばかり出ているあたり物足りないのはわかるんだけどさ、たまにやってみると面白いもんですよRPGも。
 どーしてこう壁作るんだろうね。

 それまでは変に洋ゲーマンセーしてもいなかったし、単純に洋ゲーをもっと知ってほしい!という意欲が出ていてとても好感を持てる雑誌だったんだけど。最後のコラムのおかげで残念な感じになっちゃった。


ファミ通Xbox360
 あれなんか先月のよりだいぶ薄くね?
 うーんE3後の割に物足りない感じ。インアンとラスレムの特集記事を多く組んでるのは良いんだが、他のももうちょっとページ数割いてほしかった。ほとんどが1ページずつの紹介で、密度が高いといえばそうなんだが値段の割にしょぼいとも。先週が良すぎたのか。実績小冊子おいしかったです。

 クロスレビューはなんというか、「あぁこれが箱通か」という偏った印象を持ってしまうようなレビュー。まあファミ通はどこまでいってもファミ通すよね。
 TOVとか、「よくわからんけどお前らはこういうのが好きなんだろ?はいはい高得点高得点。売上に貢献してね」というにおいがプンプン感じられて、気に入らないところではある。いやまあ所詮テイルズはテイルズなんで絶賛されても困るんだけど。

 しかしその後のアイマス話は愛があってよかったな。そうだよそうだよ、最後のコンサート失敗したときのあのむなしさ。あれは一度やってみないと感じられないし、さらにアイマスのことが好きになる瞬間で。俺、あのときの気持ちは一生忘れられないかもしれないよ。
 ホントあのコンサート失敗は素晴らしいゲーム体験だったと思う。



 なんていうかやっぱり、何事も楽しむ心は必要だなと。