うーーーーーくまたんちー!

 ゲーム屋を数件はしごしてようやく手に入れたくまたんち
 あまりの売切れっぷりに気がどうにかなりそうだったけど、これは人気があり過ぎて売り切れたのか、そもそも仕入れている店が少なすぎたのか、両方か。

 いや、印象としてはむしろ最初から取り扱っていない店が多かった感じだな。なめとるわー。どうせスパロボさえ仕入れておけば良いとか思ってるんだろ?なめとるわー。どう考えても9月はくまたんち無しでは語れないだろう。なめとるわー。

 と、憤るところもあったがそれでも最終的には手に入ったので良しとしたい。ちゃんと特典付きだし、苦労して探し回った甲斐があったというもの。
 また特典のくま本がなかなか読み応えがあって良いですね。大事にしたい初回特典。

 で、早速というほどすぐではないが起動して遊んでみた。

 なんていうか、予想外なぐらいすももがえろい!えろすぎる!なんだこれ!いちいち揺れ動くおっぱいが卑猥!自己主張が強すぎないのがまた良い!おっぱいおっぱい!
 アイマスでいうところの小鳥さんポジションががっちりハマッている。こりゃたまらん!

 失礼、本題はそこではない。くまたん可愛い!愛らしい!超可愛い!でもすももえろい!
 ただ眺めるだけのゲームと思いきや、くまたんを被写体に写真を撮って、それを売ってお金儲けもできるあたり、なかなか外道・・・面白いゲームですね。タイミング良くくまたんの愛らしい姿を激写すれば、売ったときの写真の値段も上がるんだけどこれがなかなか熱い。くまたんから目が離せない。俺はくまたんの虜。

 で、あんまりに可愛いのでいたずらついでにデコピンしてみた。そしたらテンションダウンと同時にいきなり泣き出しちゃって俺パニック。どうしようどうしようくまたん泣かせちゃったどうしようどうしよう俺どうしよう。

 パニックのあまり高い食べ物を買って機嫌を取ろうとしたり(しかし食べ終わるとまたすぐに泣き出す)、「これはショック療法のお時間だ!」などというわけのわからないことを言いながらデコピン連発してキレさせてしまったり、ひどい状況が続いた。

 なでなでをしまくることで機嫌も直ったのだが、あのときは生きた心地がしなかった・・・くまたんごめんよーホント俺ダメダメだからさーもっと優秀な飼育員になるからさーごめんよー。

 と、アイマスをプレイしたときと同じ感覚に陥った。これは、ひょっとすると良キャラゲーなのではないかな。アイマスに学ぶ、良キャラゲーの法則だ。
 キャラゲーとしてはもちろん、特に、ドット絵鑑賞ソフトとしてはかなり優秀なんじゃないかと思う。

 しかし鑑賞ソフトとしてみていくと、鑑賞ソフトにしてはゲームっぽい色付けが強めなのがなぁ。「こんなのゲームじゃない」なんていう人も多そうだけど、思ったよりかはずっとゲームっぽい操作が要求される。でも出来ることは少ないのでどこか中途半端のような。

 悔しくも、ファミ通クロスレビューには概ね同意な感じ。点数は大げさなので気にする必要はないんだけど、レビュアーの話している長所短所については共感できるものが多い。
 鑑賞ソフトというにはゲームゲームしているし、しかし基本「待ち」に徹することが多いためこちらが遊んでいる気がせず、どっちつかずなのが残念。
 ただ改めて「ゲーム性が薄い」という表現はやっぱりひでー表現だなと思った。ファミ通のレビューに感じた違和感はそこのみ。やっぱりなんでもかんでもゲーム性なんて言葉で片付けるのはやな感じだー。あぁなんかファミ通の話になっちゃった。

 ともあれ、キャラクターデザインやその他設定など諸々がタイプに合っていて、さらに今まさに迷っているならさっさと買って来るべきだと思う。買わないで後悔するぐらいなら買って後悔しなさい
 ただ、これ一本で遊びまくれるゲームではないので、他のゲームを遊ぶ際の片手間に進行させていくのがベストかもなー。遊ぶゲームが無いからくまたんち、なんてのはちょっとした死亡フラグ


 雑感として、「我が家に子犬が来た!」みたいなコンセプトのゲームじゃないかなーと思う。
 そうずっと構っているわけにもいかないんだけど、構ってあげないのはかわいそうだよなというエゴが、プレイヤーを、パートナーを、狂わせるのだ。


おまけ
 これがコラかどうかはまだ確証が取れていないんだけど、実際パロディも多めだったりする様子。