いろいろ

コードギアスR2
 一期はちょこちょこなぞって見た程度で、その状態から二期を見てきたのだけど結構面白かった。
 なんか見てると行動原理に疑問を感じてしまうシーンが多々見られたのが残念だけど、最終的にはその現象が全員に起こっていたおかげでむしろ違和感を感じなくなっていた。

 ひたすら自分勝手なキャラクターの多いアニメでもあったけど、壊れた世界をキャラクター単位から描写していた、と考えれば大筋の内容にも割と納得。

 でも癖も強かったな・・・なんかイライラする場面の方が多かった。どいつもこいつも自分の思い込みで勝手に動くもんだからなんかもどかしくて、言ってしまえば好きなキャラクターがほとんどいなかった。
 あぁ、天子さまはもちろん大好きですが。それ以外がキャラクターとしてイマイチすぎた。特に終盤とか結構ひどかったような。二転三転するシナリオの流れに振り回されたともいえるので、かわいそうではあるのか。

 さて、来週からはガンダム00の二期が始まりますよ!
 早いな、第一話からもう1年か。んで、その00も終われば次は鋼の錬金術師のアニメ新シリーズとか。日曜5時は凄いな。


広島市民球場セリーグ公式戦最終試合
 あぁ、終わってしまった。
 しかしまだ終わった気がしないのは、日本シリーズがあるからだな。

 クライマックスシリーズに進むだけでは駄目なんだな。市民球場で胴上げがしたいのさ。そのためには、また市民球場に帰ってこなくちゃいけない。「どうせファン感謝祭で帰ってくるよ」とかそういう突っ込みはなしな!
 日本シリーズで再会したいのだよ。

 今年は選手もファンも球団関係者も結構乗り気で、良いムードが続いてます。なんていうか黒田新井が抜けるまでは負け犬根性全開だったからさ、ようやく目が覚めたのかもね。

 黒田もいない、新井もいない、前田も緒方も衰え気味。そんな年でしたがそれらを補って余りある活躍を見せたのがルイスであり、栗原であり、赤松であり天谷であり嶋であり小窪であり。サードこそ固定できる選手がいないもののシーボルがそこそこ頑張っています。ディアス2年目よりは良いですよね。
 マエケン、齋藤といった若手が一人立ちしつつあるのも心強い。齋藤は思ったより時間がかかったが、逞しくなって帰ってきてくれた。篠田、上野、青木高もまあまあ。活きの良い若手が揃っています。

 そして今年の目玉といえば東出ですね。
 最近疲れからか少しだけエラーも目立つようになりましたが、それでも堅守と巧打、そして持ち前の俊足で何度もチームを救ってくれたものです。特に守備はまさに鉄壁でした。二遊間、一二塁間に飛ぶ打球をこれほど安心して見ていられたことも無いでしょう。
 取れそうにない打球に飛びつき、そのあと正確に送球して確実にアウトを取る。過去10年の東出を知る人なら感涙ものだと思います。今まではネタでしたが、ようやく堂々と「天才東出」と呼べる日が来たわけです。これほど嬉しいことはありません。良い選手になった。

 そう、市民球場最終年にして広島カープは良いチームになりました。
 去年までは名前だけの選手も多く、強そうにこそ見えても脇の甘く脆いチームでした。言ってしまえば有名な選手が多いだけのチーム。それが去年までの広島だったと思います。
 今年は以前ほどの爆発力には乏しいですが、しかし小粒ながらもチームがまとまってきた印象があります。劣勢を苦にしないのはある意味チームカラーなので今更なところもあるんですが、そこで投打が噛み合う試合が1年を通して徐々に増えてきたようにも感じます。

 打ち合いという名の投手疲弊試合、投手戦という名の拙攻試合。そういった投打の噛みあわない詰めの甘い試合が、少しずつ、少しずつ、減りつつある印象です。まだまだそういう試合はあるんですが、だいぶ良くなったように思います。

 最後の最後で、強いカープを市民球場で見せてやれたことが、今年一番の収穫だと思うんだな。
 クライマックスシリーズも、日本シリーズも、出れたらこれ以上無い幸せだけども、それ以上に今は、この強いカープを誇らしく思いたいところですね。

 いや、つえーんだよカープはさ。

 前田緒方らベテランに頼っていたチームは、いまやどこにも無いのです。逆に、前田や緒方が常時見られなくなってやや残念ではあるんだけど、それだけ赤松や天谷が良い選手だってことなんだな。

 いいですね、こういう、チームの変化を肌で感じられるのって。本気で応援する者の特権だと思います。