思った以上に楽しい

 無双5進行中。とりあえず無双モードの趙雲伝をクリアした。
 おなじみの戦いをプレイするのもシリーズでは4度目になるわけだが、虎牢関にしても成都制圧戦にしても夷陵の戦いにしても、もう何度同じ戦いを遊んだものだろう。シリーズごとにマップ構成も違っていたが、基本的に起こるイベントは同じで、対処法も同じ。
 もはやシリーズごとのマップ構成など覚えちゃいないが、起こるイベントはさすがに覚えているので、イベントが起こるたびただ単に「わー懐かしー」って感覚でプレイできるのが良いな。さすがに安心感がある。マンネリと言えばマンネリかもしれないが、こちとら戦国2以来の無双なもんで懐かしさによる感動の方が大きい。
 フリーモードをちまちま遊べば無双モードで苦戦したステージだってスラスラ進めるし、こういう、特に工夫しなくてもクリアできるゲームというのは癒される。また、特にレベル上げをしないまま無双モードを進めていくとどこかで詰まってしまう程度には難しく、遊んでみるとなかなかに手ごたえがある。
 スキル成長システムも楽しい。好みに応じて武将を鍛えていけるのはありがたい。
 あとこうして見るとボリュームもすげーシリーズだよなこれ。武将が減った減ったと言われながらも、しかし改めて見てみると結構な人数がいるし。一部はフリーモードでしか使えないとか、いくらかの武将はモーションが被っている、というのは確かに致命的だが、肥大化しすぎた前作までの無双を見るとある意味しかたないのかなとも。
 本音言うとボリュームはこれの半分以下で良いんだけどね。ボリューム至上主義をまだ引きずってるんだな、無双は。悲しいシリーズだ。
 特別視するほど良いところなんて無いんだが、無双は無双。面白いです。
 も少しザクザク斬ってる感を演出してほしいなとか、ムービー中のモーションいくらなんでもしょぼすぎんだろ人形劇以下だろとか、いろいろ言いたいことはあるんだけど、しかしそれらを改善したところで結局無双は無双なので別にもうこれ以上を求める気にもならないな。
 数年に一回遊べば楽しいゲーム。来年出たら買いますか?俺は買わないね。でも再来年は買うかもね、そんな感じ。