おぶおぶおぶぶんオブリビオン

 オブリビオンをはじめた。
 思った以上に最初のキャラクタークリエイトで時間がかかってしまい、あまりプレイはできていないのだけどとりあえず最初の地下道脱出ぐらいまでは進めた。名前は「ゆーしゃしろはだ」にした。
 自由自由と言われるが、さすがに最初はその辺自重していてしっかりとした目的が与えられるし、常にメインの物語がちらつかされているので変に放り出されたような感じはしないな。
 プレイ感覚はややFPS寄りだが、TPS視点にもできるので別にあの手のゲームが苦手な人でも遊べるレベル。アクションっぽい操作がいくつか要求されるものの、立派なRPGとなっていて好感触。
 とりあえず自由の身になってからいろいろと散策していたら、もののはずみで盗みをはたらいてしまい、衛兵を呼ばれてしまった。とりあえず怖くなりその場は退散*1。それから「もうこの町にはいられないな・・・」などとたそがれつつ町を出て他所に行く途中、馬に乗ったお兄さんがいたので「ははは今日も良い天気ですねー」といったノリで話しかけたら「貴様は指名手配されている盗っ人だな逮捕する」と妙にかみ合わない会話をされ結局捕まってしまった。間抜けすぎて笑える。
 しかしなんやかんやで捕まるのはちょっと萎えちゃうものがあるなあ。ドラクエとかのノリで家に入れない。一応、見つからずに盗むことも可能だし、そうすれば盗んだものも自分の所有物にできるのだけど。ちょっとこの辺説得力を求めすぎじゃないかなあ。洋ゲーは妙に説得力を求める傾向があるのかもね。いいじゃんケチケチすんなよ宝箱ぐらい。
 賄賂を渡せば乗り切れるみたいだし、いろいろ考えて作ってるなあとは思うものの、世界中のRPGがこうなったらちょっと嫌だなあと思えるシステムではあった。
 しかし世界は広大だし、割となんでもできる。こういうゲームは良いな。そこらのRPGでできることはほとんど実装されていて、違和感無く遊べる。本棚にある本も、一冊一冊個別に読めるのは凄い。本そのものは別に面白い内容ではないから読む気はしないんだけど、「世界を作ろう」という意欲がビンビン伝わってくる。こういう一見するとくだらないこだわりって良いよなあ。
 箱庭大好きー物理エンジン大好きーな人間なので、もうこれだけで満足かもしれない。作りこまれた世界というのはそれだけでワクワクするものだ。
 ゆーしゃしろはだの旅はまだまだ続くぜ!

*1:面白いぐらい初めて犯罪をおかした少年の心境をなぞっている