地底に戻りやがれ!

ギアーズ オブ ウォー 2 (通常版) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

ギアーズ オブ ウォー 2 (通常版) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

 はいということで待ちに待ったGears of War 2を買ったよー。発売日は明日なんだけど、なんかフラゲできちゃったので今遊んでるとこ。現在Act2の途中ぐらいまで行ったみたい。
 内容はまさに俺が望んだ日本語版ギアーズって感じで、吹き替えも最初からセンス全開で、会話を聞いてるだけでも楽しい。驚いたのが、ボイスに関しては1からの使いまわしが(多分だけど)全くないということ。同じ台詞でも微妙にイントネーションが違っていたりして、聞き比べてニヤニヤするのもまたファン的には楽しいですな。
 ゲームそのものとしては言語以外はほぼ海外版ギアーズ2と同じと思われる。が、一部欠損表現にやはり規制がされていて、特に気になるのが頭部欠損表現の規制。ロングショットライフルでヘッドショットをキメても、海外版ではおそらく1のときのような頭部がグシャッと音を立てて欠損するような表現があったのだろうが、それが丸々削除されている。この削除のしかたがまー無粋すぎて反吐が出るねマジで。ホントにただ頭が欠損しないだけでやんの。頭をぶち抜いてぶっ殺したはずが、どっこい綺麗な頭部をお持ちのまま死なれてしまうのだから、こっちとしちゃなんだかなーって気分になるわな。せめて真っ赤なペンキでも塗りたくれよ。
 残虐表現については人によって思うところもあるのだろうが、ギアーズにおけるヘッドショットのリアクションって、自分の上達を可視化してくれる素晴らしいものだと思うのだけれど(これはギアーズに限ったことではないけど)、それが無くなっちゃーおめぇ何が欠損してるって面白さそのものが欠損してると言っても良いレベルだろーが。「上手いプレイをした」という実感を頭部欠損という表現をもってプレイヤーに与えているんだろーが。言わばゲームの面白さの根幹を成しているといっても良いレベルのポイントじゃねぇか。審査する連中はなんにもわかっちゃいねぇ少なくともこのゲームを楽しみ方をわかっちゃいねぇ。
 同様の規制はストンプキル(瀕死の敵の頭を足で踏み潰す処刑スタイル)でも見られて、頭をつぶしてトドメをさしたはずがこいつもお綺麗な頭部をお持ちのまま死体化してやんの。うわー冷めるー。いっそのことストンプキルそのものを削除してしまっても良かったねこりゃ。
 まあこんな感じでいろいろ文句を言ってはいるのだが。しかしなんだかんだでその辺の規制周り以外についてはとても楽しめている。
 ていうかさ、今更言うのが物凄く恥ずかしいんだけどさ、ギアーズ2さ、これ、むっちゃくちゃ面白くね?体感では1を凌駕してるように思える。待ちに待ったから、ってのもあるんだろうが、こりゃぁおもしれぇよ。なんか戦場の規模がでかくなったギアーズって感じで、1以上に激しい戦いが繰り広げられているように見える。
 難易度もノーマルが加わってより一層カジュアル化が進んだというか、1のハードコアで詰まっていた俺でも割とノーマルは楽に進められる感じ。また2の場合は1と違って、ソロプレイでも瀕死時仲間に助けてもらうことができるようになったので、間違いなく難易度は下がった。と、思う。ノーマルよりさらに難易度の低いカジュアルも健在だし、新規さんも1を飛ばして2から始めるのもアリかもしんないね。ストーリーはわかんないだろうけど。
 あと言うまでもないことだが、相変わらずこのゲームのカバーアクションは楽しすぎる。上手くなればなるほどそれっぽい動きになるのがたまんないよなー。
 それとやっぱり、デルタ部隊の吹き替えについては上でも言ったけど最高ですな。「地底に戻りやがれ!」が聞けただけでもう失禁寸前だったわ。ホントにおしっこ漏れそうだったわ。まあそれについては単純に熱中しすぎてトイレ行く暇を忘れていただけなのだが、その辺のやめどきが見つからないとことかも相変わらずギアーズらしくて、こいつはもう待ち望んだギアーズ2そのものだね!一部不満はあるけど、それを吹き飛ばすだけの楽しさは確かにあるね。
 Gears of War 2、正式には明日発売だぜ!
 さあ、飛ばしていこうぜ!