スプロージョンマンのハードコアクリア

 まあ俺にかかりゃあざっとこんなもんよ。
 と言えるほど別に俺が上手いわけでもなく、実際のところはゲーム自体がそこまで苦労するものではなかっただけだったりする。
 「どんな攻撃を食らっても一撃死」「チェックポイント無し」というのは一見、一ステージが長いこのゲームだと鬼のような仕様に見えなくもないけど、変なランダム性が関わってこない限りはステージ構成とそれに対する対応を身体で覚えていけば良い話で、覚えてしまえばあとはただの作業。同じ動きを何度も繰り返すだけなんだね。強いて言うなら時間がかかるだけで、そこまで神がかった動きを要求されるわけでもなく、多少アクションが苦手でも粘ればなんとかなるんじゃないかと思った。
 しかしそんな中でもしっかりと鬼畜要素はあるもので。レーザーを撃ってくる浮遊ラジコンメカがそれに該当する。
 「一発当たれば即死&ステージ最初からやりなおし」なレーザーを常に主人公めがけて撃ってきて、立ち回りも固定ではなくランダム。このランダムな立ち回りがまたくせ者で、覚えゲーなところがあるだけに対応が少し遅れたりする。反射神経が追いつかない。20回ぐらいあいつらに行く手を阻まれたときはさすがに心が折れかけた。
 特にそのいやらしさが見られるのが2-6で、終わってみると多分2-6が一番難易度が高かったように思える。むしろ3面とかラク。2-6は他にも最初に特殊な敵の紹介ムービー(スキップ不可)があったりしてとにかくユーザーアンフレンドリーを極めていたように思える。標準難易度だと大したことないステージだったが、いやもうガラッと印象が変わったねありゃあ。
 でもまあ2-6を越えてしまえばあとは下り坂。終盤なんてとにかく快調で、中盤で溜まったストレスを忘れてしまえるほどだった。N+とかバイコマ:マスターDのチャレンジルームに匹敵するほどの鬼畜さは無かっただよ。まあ俺はどちらもクリアしたがね(得意気)。
 いやぁ良いゲームだったよスプロージョンマン。浮遊ラジコンさえいなけりゃハードコアも含めて神ゲーだと言い切れたのだが、まあでも面白いゲームであることに変わりはない。