BF1943実績コンプ

 ようやく100戦消化して実績をコンプリートした。
 終盤はやや作業気味になってきたので精神的にキツかったものの、偵察兵を使い始めてからはそういったストレスから解放された気がする。
 このゲームは、圧倒的にライフル銃兵が強くて、次点で歩兵、越えられない壁があって、その次に偵察兵がいる、というとてもバランスが良いとは言えない3種の兵科で成り立っているわけですが、そういった明らかな冷遇を乗り越えたくなるだけの魅力が偵察兵にはあったと言えるのかも。
 偵察兵を使いにくくしている一番の理由は、スコープを覗いたときの照準速度の低下にあると思う。なので当然近距離では拳銃で戦わざるを得ないはめになるわけだが、拳銃だけだと1マガジンで1人殺せるか殺せないかといった程度の攻撃力しか期待できないため、結局は近距離でも牽制として狙撃銃を使わねばならない。しかし、ノーエイムだと当たらない。エイムするとその隙に後ろを取られる。
 うーん、弱い。弱すぎる。対人のみならまだしも、対車両でも後ろに回りこんで爆弾を設置できなければ瞬殺されてしまうし、遠距離だってヘッドショットが決まらなければ一撃では死なない。クセが強すぎるぞこの兵科は。
 と思っていたのだけど。しかし使い続けていくと偵察兵独特の戦い方、すなわち相手の裏をとることに楽しみが見出せてきた。戦果こそしょっぱいものだが、とにかく相手の裏を取ることが楽しい。突撃ができるような兵科ではないので当然隠れて援護に徹する形で戦うことになるわけだけど、そのまま芋っていては場所がバレてしまうので、上手く狙撃位置を変えていき、かつ敵の注意をひきつけるように・・・と考えて狙撃をしていくと面白いぐらいに敵陣の守りがもろくなっていくのがわかって、それが楽しかった。
 捨てたもんじゃないぜ偵察兵。ということでラストの20戦ぐらいはこればかり使っていたな。なかなか飽きのきにくい兵科だったと思う。
 それでも総合的な強さでは圧倒的にライフル銃兵が強いなー。歩兵も近距離では最強だし車両の修理もできるので絶対必要。
 でもだからって偵察兵がいらない子というわけでもない。相手の注意をひきつけ、敵陣の防御を崩したり、後方から味方の突撃を援護したり、あえて攻撃せず敵陣付近でリスポン地点として機能することも出来、いろいろな戦い方ができて楽しい。
 バランスが悪いみたいなこと思っていたけど、これはこれで結果的には良バランスなのかもしんない。逆にもし、偵察兵のスナイパーライフルが照準速度速かったりしたら、強すぎでそればっかり使われるはめになっていたかもしれないからなぁ。
 てことで面白かったよBF1943。時間こそかかったけど実績解除も比較的楽な部類だった。