キルデスレート0.30からの脱出

 最近はModern Warfare 2のオンライン対戦を主にプレイしている。
 CoD4のときは、購入が遅かったこともあってマルチプレイを始めたは良いがレイプされまくりで酷い有様でした。
 かといって、このMW2も発売から2〜3ヶ月経っているのでけして足並みが揃っていたわけでもなく、最初はかなり苦戦した。特に遊び始めた最初の2時間ぐらいが顕著で、記事タイトルのようにキルデスレートが0.30付近で安定していた。3回殺して10回死ぬという、まあお荷物感全開な成績を安定して叩きだす、スーパーお荷物君として日々外人たちから忌み嫌われていたことだろうと思われる。
 3割ということで野球に例えればまあまあだなーとかアハハウフフな思考で現状を捉えていたが、やはり下手なままでいるのは気に入らない。自身がヘタクソであることを許容する者などゲーム好きでもなんでもない、ただのクソだ。あるいはヘタレグソだ。だいたい俺自身チーム戦が好きなので、チームメイトに迷惑をかけるような戦いをすべきではない。


 ということで、いろいろ自分なりに立ち回りを考えつつ遊び始めた。で、なんかわからんが考えて遊ぶようになると以前よりずっとキル数が稼げるようになり、今ではキルデスレートも0.51に。もとが少なかったとはいえ、ずいぶん上がったものだ。このままいくと0.7〜0.8ぐらいで安定しそう。
 具体的に何をしたかっていうと、とても簡単で単純な話で、クリアリングの時間を増やした。ただそれだけ。
 やはりBFBCの金塊ルール的な感覚で突っ走ってたのがいかんかったのだろうなあ。最近までBFBC2のデモを遊んでいたのでその癖が特に出たんだろう。
 BFBCって、金塊目掛けて進軍するアタッカーと、それらを駆除するディフェンダーの真っ向勝負で構成されているところが少なからずあって、もちろんそれは絶対ではないしある程度の裏取りをしなければあっという間に負けてしまうのだけれど、しかし大雑把に見るとCoDよりも直線的な戦いというか、クリアリングに割く時間は少なめで問題ないのよね。「ここだけは」という要所が抑えられてさえいればそれでいいのがBFBC、とも言える。また兵科ごとの相性に左右される部分も大きいため、場合によっては敵に気付かない方が良いぐらいだったりして。


 それに対して、マップが狭くリスポン地点がどんどん移り流れて行くMW2では、クリアリングを入念にしなければすぐに後ろをとられて、簡単にやられてしまう。体力も少ないので、これを学習しない限りは死んで生き返って、死んで生き返って、死んで生き返って…というループに陥りかねない。
 このループを避けるには、まず死なないこと。次に、生きてる間に出来る限りの視覚情報を得ること。音の情報も大事。それらの情報から敵の位置がわかれば、簡単にやられることも無くなるはず。得られた情報量の多い奴が勝つ。
 基本的にFPSは視界の狭さに難のあるゲームジャンルなので、キョロキョロ見回す奴の方が情報量が多くて有利になりがちですな。反面、真正面しか見ていない突進野郎はそりゃあ簡単に殺される。
 いや当たり前のことを言ってるだけなんだけども、そういうことを頭に置いて遊ぶだけでも成績って変わるもんだ。
 いつかはレート1.0以上の世界を見たいものだね。ゲームをやるからには、カモられるままで終わりたくないですよ。