2010年ゲームまとめ

 実は勇者シリーズ生誕20周年でしたが、グランブレイバー以外特に何もなく過ぎ去ってしまいました。ファッキンタカラトミー
 そんな2010年にプレイしたゲームをここでまとめておきます。当然わからずやのタカラトミーのゲームは無いです。
 点数とかつけてるのでそういうのが苦手な人は要注意。

ガンダム無双2(360)

 無双ファンのためのガンダムゲーって感じで、受け入れられない人はとことん受け入れられないんじゃないかと思うけどなかなか面白かった。ただ、ボリュームありすぎで正直全クリする気は起きない。あれは不要なボリューム感というか、ただの水増しだと思う。相変わらず古くさいのが無双だわ。
 無双は無双でいいところはあるし、たまにやりたくなるゲームシリーズなのだけど、やはり古いものは古いし、悪いものは悪い。かつてのミリオンヒット作も、今の時代においては着飾った凡ゲーに過ぎない。
 7点

HALO(Xbox)

 やや古くさいが、今遊んでも楽しい。
 コピペ全開のレベルデザインには古臭さ以前の問題を感じるが、当時の事情を考えるとしょうがないのかもしれない。
 あえて遊ぶ必要のあるFPSかと言われれば疑問だが、HALOを楽しみたいのであれば避けては通れないだろう。
 7点

HALO2(Xbox)

 今見ても色あせないグラフィックには舌を巻く。
 続編ありきのストーリーについては現在でも賛否が分かれるどころか否定意見が大多数だろうが、3を体験した今遊ぶとなかなかに熱い。
 マスターチーフが最もカッコいいのは3よりもこの2ではないかと思う。
 単純かつカジュアルに仕上げたゲームデザインが美しい。
 今遊んでも新作FPSのように楽しめる。
 8点

Call of Duty: Modern Warfare 2(360)

 安心のInfinity Wardブランド。
 前作ほどの衝撃は無いが、ある意味当然のことで、ゲームとしてはやはり平均以上のものがあったと思う。
 オンライン対戦はワンマンデンクロなどのPerk構成によってバランスが破壊されてしまった感があるものの、プレイヤー各々が過剰にキル数を気にしなければそれなりに楽しめる。
 8点

Battlefield: Bad Company 2(360)

 シングルがやや残念だったが、マルチプレイに関しては正当進化が心地いい。
 マップごとに有利不利は出てくるものの、やはりバランスがいい。唯一強すぎるヘリはどうにかならんものかと思ったけど、自分が使うと全然上手く操作できないし結局バランスはとれているのかもしれない。
 ただ、もう少し人の集まりがよければなーと思わないこともない。まだ過疎ってはいないんだけど、人の多い部屋と人の少ない部屋の格差が酷い。
 常に満員の部屋で楽しめれば文句の付けようが無かった。CoD人気とBF人気が入れ替わればいいのに。
 9点

スーパーストリートファイターIV(360)

 去年最も遊んだゲーム。
 バランスに関してあれこれ言われているが、十分に良調整だったのではないかと思う。
 また、リプレイ機能や観戦機能の追加により、規模の小さな大会が簡単に開催できるようになり、世間への露出が増え、格ゲーというジャンルを盛り上げるということにも貢献したゲームだった。
 非の打ち所が無いといえるわけでもないが、これは発売されたことに意義のあるゲームだったと思う。
 パーティツールとしても優秀で、とりあえず持っとけな一本。
 10点

The Maw(360)

 いぬのさんぽゲーム。
 キモい瞬間こそあるがなんだかんだで愛らしいMawちゃんに、飼い犬に対する飼い主のような感情を抱けなければ楽しむことは難しい。
 ギミック満載の冗長なアドベンチャーゲーム。Mawちゃんの可愛さが救い。
 7点

ビューティフル塊魂(360)

 何も美しくはない。小ネタも面白くない。
 塊魂未経験者が遊ぶこと以外に意義のあるゲームだったとは思えない。宇宙進出も一発芸に過ぎない。塊魂は好きだが、文句しか出てこない。
 迷わず初代を遊べ。
 6点

ライオットアクト2(360)

 代わり映えしない部分、劣化部分もあるがやはりライオットアクトは面白い。
 がしかしDLC的な意味合いの強いゲームではある。
 せめて舞台が完全に別のマップであれば…また感想は違ったかもしれない。
 それでも必ずしも1の方が面白いということもないし、差別化を図るため苦心した跡が見られるので、どこぞの塊魂なんぞに比べたらまだプレイする価値はある。
 7点

モンハン日記 ぽかぽかアイルー村(PSP)

 これモンハンよりおもしれぇじゃんゲラゲラ。
 と言うたび異を唱えられてきました。ダメだ感性があわねえあいつら。
 丁寧で手軽な作業ゲーって感じで、ドップリ遊ぶことが前提になっているモンハンが合わない人のための、モンハンっぽいものを追体験させるツールじゃないかなーこれは。
 値段相応のゲームなので過度の期待は禁物。女児でも遊べるライトな内容です。
 このゲームとの出会いをきっかけに全国の女児とお近づきになれればなどと思ったが、そんな機会は無かった。世の中が残念過ぎる。
 7点

HALO: Reach(360)

 生き抜け。
 シングルプレイが最高だ。HALOの集大成であり完成形であり、終着点だった。
 これを始めとするも最後とするも自由にすればいいが、避けて通ることは難しいだろう。
 マルチプレイパーティゲームとして相変わらず出来はいいが、個人的にはまだいまいちピンときていないところがあるので、面白さがわかる人は誰か一緒に遊ぼう。
 おそらくこれは大人数でワイワイ騒ぎながら遊ぶことに意義のあるゲームだ。
 10点

Snoopy Flying Ace(360)

 シングルは平凡、マルチは良作。
 操作やルールはシンプルで、特殊な技能などなくともそれなりに活躍ができ、知識やテクニック次第でどこまでも上に上り詰められる、ゲームとしてはお手本のようなゲームだと思う。
 あと、スヌーピーかわいい。
 8点

Trials HD(360)

 単純なのはいいことだ。単純だからとっつきやすいし、いろいろ試せるし、頑張れるんだ。
 手強い難関を越えた瞬間はまるで麻薬のようだ。
 自然に身体が傾くほどの熱中を全ての人に与えてくれる。
 このゲームは非の打ち所が無い。
 10点

Peggle(iPod touch)

 変わらずPeggle。どこまでもPeggle。
 UIに若干戸惑いを感じたものの手堅い移植。
 8点

Geometry Wars: Touch(iPod touch)

 クソゲ寸前の移植。
 移植されない方が皆が幸せになれた。
 3点

SDガンダム Gジェネレーション ウォーズ(PS2)

 Gジェネなのでガンダムが好きなら機体の生産に一喜一憂しながら楽しく遊べる。
 スピリッツと比べると易しく遊びやすくはなったが何かが物足りない。
 8点

振り返って

 去年の一番を決めるのであれば、やはりスパIVだと思います。
 単純なプレイ時間もそうですが、影響力がハンパなかったです。格ゲーをやらない人、離れてしまった人を惹きつけ、また昔のように集まってワイワイダラダラと格ゲーを遊ぶという、そんな懐かしい光景を見ることができました。
 野良対戦も、身内対戦も、リプレイ観賞も、動画投稿サイトのプレイ動画も、大会企画も、有名プレイヤーによる生中継配信も、全てが全て、楽しかった。
 確かに自分はヘタクソですが、それでもただただ楽しかったのです。


 ストリートファイターは世界に通用する和ゲーとして、もっと評価されてもいいと自分は考えています。
 いや、海外では評価されているのに、あろうことか日本のゲーマーが軽視しているのではないかと思います。
 とっつきにくいだの、流行らないだの、ヘタだから無理だの、実にくだらない理由で遠ざけてしまっていることに関しては、もったいないことだと思います。


 誰も言わないので自分が言います。
 去年遊んで最も面白かったゲームは、スーパーストリートファイターIVでした。