マリオカート7
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: Video Game
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まだ遊ぶ余地は多々あり。
このゲームを語る上ではやはりなんといっても手軽に遊べるオンライン対戦は外せないでしょう。
調べてみたところ、Wii版マリオカートもオンライン対戦については同じような仕様のようですが、自分はWii版を遊んでいなかったので新鮮でした。
遊ぶ分には案外快適に遊べましたし、コミュニティに属せばクランのような感覚で遊べます。
携帯機でオンライン対戦が手軽にできるというのは本当にいい時代です。
ただ難点もあり、オンライン接続時「コネクション確立までキャンセルできない」という仕様は普通にクソ。
今時Webブラウザをはじめ、「コネクションが確立できない可能性がある」媒体でキャンセルができないなんて、ありえないことだと思うんです。こういうのを「任天堂が」「2011年に」「マリオカートで」やってしまうというのはなんというか普通に悲しかった。やっぱオンライン不慣れなのかな。こんなもんクソ仕様以外の何物でもない。
任天堂は素晴らしいところがたくさんあるんですが、VCのキーコンフィグが無い点など、独自仕様に妙な自信があってまたそれがどうも押し付けがましく、キマると最高なんですがハズすと最低になっちゃう。そんなメーカーでもあると思っています。
大体キマってるんで我ながら贅沢なこと言っていると自覚をしつつも。
オンライン関連はそんな感じでいいとこもあれば悪いとこもあり。
さてオンライン機能を除いたゲーム内容はというと、面白いです。マリオカートが面白くないわけがないんですけど。
タイミングよくボタンを押して加速するジャンプアクションは手になじむ気持ちよさ。水中コースやグライダーも一発芸かと思いきや演出が凝っててショートカットや駆け引きに使えて楽しい。旧コースは相変わらず楽しく、アレンジもいい感じ。新コースはセクション区切りされたコースが起承転結を感じさせ、なんというか趣深い。
早い話が超面白い。
なんといっても新コースのレインボーロードが最高でした。あのレベルデザインはヤバい。
水中コースやセクション区切りといったアイデアが綺麗にまとまったコースで、とにかく美しかった。初クリア時軽く泣きそうになったのを覚えています。
こんな風に、アイデアを出しっぱなしで終わらせず、最後で綺麗にまとめてくれるともうなんか、小さな不満も吹き飛んでしまいます。良いゲームってこういうところがキッチリしてるんですよね。
まーしかし面白かった。
オンラインは若干残念なところこそありますが、マリオカートはマリオカートだし、全ての3DSユーザーにオススメしたいゲームであることに変わりはありません。