ゆるゆり♪♪

 期待通りの内容。
 なんですが、既刊の原作漫画を全部読んだ上で視聴すると、アニメオリジナルの話が滑ってるようにしか見えない。
 原作ベースのお話は原作以上に楽しめるのに、この差はなんだ。
 そういえば以前、銀魂のアニメを見た時も同じ事を感じました。作者のギャグセンスが個性的であればあるほど、模倣するのが難しくなるんだろうかなあ。
 まあでも当たり回はあります。二度目のコミケ回とか。全体を見ればむしろ、当たり回の方が割合としては多いかもしれない。
 しかし、1話Aパートと最終話Bパートのオリジナル回が普通に寒くて、かなり残念な気持ちになったわけです。最初と最後がダメだと締まらないというか、印象悪いですね。
 原作者の監修があってもいいんじゃないか?そんな風に思ったのでした。
 なもり先生の偉大さに震える。


 それはともかく、二期の象徴はあかねさんとさくひまコンビでしょうか。
 一期では目立たなかったキャラクター達(そもそもあかねさんは登場すらしていない)ですが、その分ストックもあり、今回スポットが当たる機会は多かったように思います。
 特にさくひま回はどれも当たりだったかなと。
 櫻子ファンからは評判の悪いアニメ版櫻子ですが、自分は特に櫻子に思い入れ無かったので楽しく視聴できました。
 とはいえ、綾乃ちゃんのラムレーズンを勝手に食べるところはさすがに酷かったかな…あそこだけは擁護しづらいところ。
 まあ、あかりちゃんが常に可愛かったし、なんやかんやで満足でした。
 三期も期待したいところです。