2012年ペナント

 まだペナントは終わってませんが、順位も決まったことですし。
 久々にカープの話でも。


 終わってみれば15年連続Bクラス、4年連続二桁借金、と並々ならぬ成績をあげました。やっぱりカープがナンバーワン。
 自分は13年ほど前から熱心に応援し始めた人間ですが、本当になんで未だにファンを続けられるのか、やめられないのか、よくわからないんですが、多分洗脳されているのでしょう。
 理屈ではない愛着があります。


 今年はAクラスになれるチャンスが例年以上にありましたが、終わってみれば戦力が足りなかった。打線が弱かった。守備が甘かった。
 中でもニックの故障が痛かった。ニックさえいれば、少なくとも二桁借金は免れていたでしょう。
 野手の補強は急務だと思いますが、この現状を見てもあのオーナーはFA選手に手を出さないつもりでしょうか?
 新井に出ていかれなければ、内川を本気で獲ろうとしていれば、こんな無様な成績にもならなかったでしょう。
 未だに黒田が帰ってくるだなんだと騒いでいる広島の民はさすがに洗脳きつくかけられすぎというか、本当に必要なのは黒田じゃないし、不要なのは新井じゃなかっただろと、常々呆れ返るところです。


 テレビで広島戦が放映されれば、「14年ぶりのAクラスへ向けて」「初のCS出場へ向けて」と、励ましのような、嘲笑ともとれるような言葉の数々。
 もう恥ずかしい。6球団中上位3球団にも入れない、この弱さが、憐れむ周囲の視線が、恥ずかしい。
 でもファンをやめることはできない。悔しい、本当に悔しい。
 球団が、オーナーが、俺と同じくらい悔しいと、本当に感じているのか?疑問です。


 しかし今年は持てる戦力で最大限粘れていました。
 ノムケンも叩かれることは多いですし、どう考えてもブラウン時代の方が良かったですが(ブラシン)、それでも今年のノムケンは悪くはなかったです。よく頑張っているのは伝わりました。有能な上司になれなくとも、慕われる上司になれたのかなあ。コーチとの確執なんかは勘弁願いたいものですが。
 堂林の起用についても、数年後に芽が出ればいいかなと。
 今後を考えると投手陣の起用全般については疑問が残りますが、河内の復活など得たものが無いわけでもなく、一概に責められない。


 そう、河内の復活は本当に涙なしでは語れません。思えば自分がファンになって初めてのドラフト1位が河内でした。
 初登板を昨日のことのように思い出します。確か朝山がホームラン打ってたよね。あれで朝山ファンになった。
 月日は流れました。優勝できないのはまだしもAクラスすら入れないとは。当時の自分に今伝えても信じてくれないでしょう。まあ、洗脳されてるし。
 ありえないんだよなー広島の洗脳教育って。他県の人が見たら軽く引くでしょう。まああれが我々にとってのデフォルトですゆえ。


 話を戻しますが、シーズンとしてはそこまで悪くはなかったと考えています。去年一昨年に感じていた絶望感もどこへやら。
 ただ、この集団がクライマックスシリーズに出るなんてのは、冗談きついかなと。上位チームに失礼かなと、そう思わせるだけ弱いチームでした。
 正直、この戦力ならBクラスで良かったと、クライマックスシリーズに出れなくて良かった、ああ良かったと、そう思います。
 CS出場がどうこうとかいうのは、横浜さんから勝ち星むしり取ってなんとか射程に捉えた上位チームと、ちゃんと五分以上の戦いができてからほざきましょう。
 ホント今年はちゃんと補強してね。本当にね。