HALO4

 キャンペーンを難易度ノーマルでクリアしました。
 やっぱりHALOは面白い!

 なんといっても遊び心地に変化が無かったのが驚きです。まさにこの遊び心地はHALOシリーズ。
 開発スタジオが変わったことで全く別のゲームになってしまうのではないかと危惧していましたが、杞憂でした。
 それでいて、新しい武器、新しい敵、新しい展開が用意されており、遊んでいて新鮮。
 ああ、HALOは良いなあ。圧倒的な人気に応えるだけのゲームであったことに間違いはないです。


 さて、ゲームとしては面白かったのですが。
 ここからは日本語版の声優について話します。
 マスターチーフとコルタナは1〜3とは別の人によって吹き替えられています。
 物議を醸したHALO4日本語版の声優変更。実際のところ具合はどうだったのか。


 結論を言うと、「思ったほど悪くない」「違和感は少ない」「結構合ってる」ぐらいの印象を持ちました。
 特に、さんざん合っていないと言われていたマスターチーフ役の小山さん。間違いなく苦心したのだと思いますが、マスターチーフの演技になっていたと思います。やっぱりプロは違うな…と感心。与えられた条件の中で最高の仕事をしてくれたのではないかと思います。コルタナ役の藤村さんについても同様。
 が。
 しかし。
 やっぱり別物は別物です
 違和感こそそれほどではないものの、明らかに今までと声の違うチーフとコルタナに、今までどおりの愛着を持てと言われても、無理な話。
 そもそも、違和感が無いわけではないです。思ったほどではない、というだけです。


 今回のHALO4は、マスターチーフとコルタナの絆について、今まで以上にスポットが当たっています。
 チーフとコルタナの信頼関係は疑いようがありません。が、それは1〜3という積み重ねがあって成立するものです。
 前作までの愛着があってこそ思うところがあるわけです。

 声が変わってしまい、コルタナとチーフの関係まで一からやり直しになった感があります。
 同時に、キャラクターに対する愛着までも、一からやり直しになったようなものです。
 はっきり言って、すごくやるせない


 いいでしょう、これを再スタートと呼ぶのであれば、ついていきます。
 本当に面白いゲームです。好きなシリーズです。ついていかないわけがありません。
 しかし、これだけは言わせてください。


 なんで声優変えたの?
 最後まで、全く、何も、意図が、伝わりませんでした
 ラストシーンも、声が変わってなければもう少し感動できたかもね