ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン

 ASBを前に、途中で集めるのをやめていた7部を購入&読破。
 なんか言われるほど凄く面白いとは思わなかったけど(逆に評判悪めの6部とか大好きなので好みからずれてただけなんだろうけど)、ところどころ印象的なシーンがあって荒木先生の強さを垣間見る。
 各部で感じることだけど、毎回新しい価値観とテーマを築き上げていくのは単純に凄い。毎度、この引き出しの多さで読者を魅了している感はある。
 また、ジャイロ・ツェペリはシリーズでも特に感情移入しやすい少年誌の主人公らしいキャラクターだった。
 終わってみるとジャイロ・ツェペリジョニィ・ジョースターの愉快な旅路が見たくて読み続けていたような気がしてならない。


 もうなんか6部以降はスタンドバトルもわかりにくいし勝ちの理屈も目的も何もかもわかりにくいんだけど、それでものめりこんで見てしまうしわけわからん理屈も言葉でなく心で理解してしまう、そんな荒木ワールドはこの7部でも健在だったし、やっぱり面白いなジョジョはと当たり前の感想を抱く。
 ASB楽しみです。