2013年まとめ

 私生活では主に仕事方面でようやく活路を見出した年になりました。大変なりに面白い年だった。病気のことを理解した上で迎えた1年というのも大きかった。
 インターネットにはガッカリさせられることが多く、不正確な情報を巡るくだらない論争が毎日のように繰り広げられていました。ここらで一度インターネットは綺麗にしなきゃいけないかもしれませんが、どんどんバカの声が大きくなっていくのは残念極まりないです。子供ならともかく、いい大人がバカだともう手の施しようがなく、こいつがこれからもインターネットに居続けるのかと思うとどうしようもない落胆を覚えます。
 せめて正確な情報を正確に伝える、失敗したら訂正する、という知能ある人間として当たり前のことをして欲しいですね。
 前置きが長くなりました。改めて、今年のアニメとゲームの話でもします。


 2013年のアニメ、いやーよかった。
 中でもラブライブ旋風はすさまじいものがありました。そもそも過去形にできるようなものではなく、一年間ぶっ通しでラブライブがブームだったように思います。キャラクター、世界観、コンセプト、楽曲、メディアミックスの全部が全部大当たりしたコンテンツでした。正直半端無かった。商売もそれほど阿漕ではなく、また来年もじんわり続いていくのだろうというのが伺えるあたり既に大御所のような安定感があります。
 ラブライブと同時期に対照的に壮絶なズッコケを見せたビビッドレッド・オペレーションも印象的でした。ぶっちゃけ超つまんないアニメなのですが不思議と嫌いと言えない、むしろ大好きな類のアニメでもあり自分の脳とか精神を疑いたくなる感じがとても良かったです。アニメ、深い。
 そういえば、今年は全体的にカルト的な人気を得たアニメが目立ちました。アニオタ達がアニメの新しい楽しみ方を模索している感じがなかなか興味深かったですが、まああまり近寄りたくはないですね。
 そうそう、てーきゅうも2013年を象徴するアニメでした。現代人が欲しがったアニメってこういうのじゃないかと思います。肩の力を抜いて、短時間で、適当なギャグを楽しむだけのコンテンツ。
 あと今年はなんか喋るカラスをよく見た気がします。なんかアニメ界で空前のカラスブームでも起こっていたのでしょうか。
 アニメ経験値低いんでまあだいたいヨイヨイスキスキ相槌打ってる感じですが、良い/好きと思うものだけ最後まで視聴したこともあって当然といえば当然。ゲームもこれぐらいカジュアルに楽しめればとふと思いましたが、それがF2Pなんだなと思うと少し考えるものがあります。


 まとめると、内田彩にはこれからもがんばってほしいと思います。


 2013年のゲーム、いやー微妙だった。
 今年購入したキネクトは本当に素晴らしかったです。特にユアシェイプ2012には度肝を抜かれました。私的GOTYとして挙げるには最有力なレベルで感激しましたが、残念ながら古いゲームなんだな。
 ユアシェイプ以外でもスカイリムの音声コマンド、Child of Eden、キネクトアドベンチャー等、素晴らしいキネクトゲームに出会えた、良い年ではありました。
 しかし2013年に発売されたゲームを見ていくと…
 楽しめたゲームこそ数多くあるものの、いずれもどこかこう物足りなさが残った。
 マリオ3Dワールドポケモンは素晴らしかったですが、例年の私的GOTYなどと比べるとやや弱い。もっと本数多く遊んでいればこんなことはなかったのでしょうが。


 やはりユアシェイプ2012が最高でした。遊んでいく中で、これだ!という確かな手ごたえを感じたゲームです。
 ゲームでダイエットさせるのではなく、ダイエットをゲームに変えてしまうという発想。似ているようで全然違う、独創性がありました。まあ、タイトルが示す通り今更なゲームなのですが。しかしむしろ、今だからこそ伝えたい、ユアシェイプの素晴らしさ。
 やや古いゲームですし、今サボってますけど、いいんです、ゲームってのは、自由の象徴だから、自由にやればいいんです。
 ユアシェイプのみならず、キネクトには大きな可能性を感じるので、マイクロソフトにはこれからも是非主軸に置いてほしいんですが、すべては次世代機のOneにかかっていることでしょう。


 そういえば、艦これのヒットも2013年でした。
 ゲームとしては既に天井が見えてしまっているので、自分の中ではほとんど終わったゲーム扱いなのですが、艦娘がかわいいし育て甲斐があるのでダラダラと続いています。アイマスCGなんかもそうですが、ゲームで盛り上がるというよりキャラネタで盛り上がる以上のことはこれからも起こらないでしょう。
 そういう側面に寂しさを感じることも多く、最近はソーシャルやF2Pからは距離を置きつつあります。


 まとめるとキネクトやりましょう、全てのゲームはキネクト対応しましょう、キネクト以外のゲーム滅ぼしましょう、と思います。


 さあそんなこんなで2013年ももう終わり。来年はどんな出会いがあるでしょうか。今宵は、XboxOneの日本発売/Peggle2の素晴らしい日本語ローカライズを願って、来年を待ちたいと思います。
 良いお年を。