第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇

第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 - PSP

　珍しく一周目を難易度ハードでクリア。
　世間では第3次Zとか出てますが第2次Zなのだ。

　破界篇のときも感じたことだけど本当に参戦作品無駄に多くて、その無駄さはだいたい第1次Zのキャラクターの存在によるところが大きい。揃ってご退場いただきたいレベルなんだがそれができないのはきついな。普通に機体選択とかで邪魔になってるのがな。
　ストーリーもあんま面白くなかったけど、コードギアスの話は面白かったかな。通常ルートで既にIFルートっぽくて満足。しかし他の参戦作品やオリジナルはパッとせず。

　隠し機体も少ないし、Zシリーズはなんだか味気ないシリーズだなという印象が強い。参戦作品は毎回衝撃的なものがあるのだけど、なんというかそれが全てなんだな。
　しかし戦闘アニメは一つの到達点だったと思う。破界篇の無駄に長い戦闘アニメもだいぶ改善されていた。ちょうどいい塩梅。
　でもやっぱり何度も見るほどのもんじゃないというのはあるなスパロボの戦闘アニメ。さすがに面倒くさいというか。戦闘アニメの長さも込みでステージが設計されていないので、ちゃんと見てるとやたら時間かかるし、飛ばされて当然の流れになってる。
　ステージのデザインと戦闘アニメが完全に分離しちゃってるから、Fとかの方が面白いって未だに言われたりするんだろうな。でもまあ、その辺は多分もうどうしようもないことなので、この路線を受け入れるしかこれからのスパロボを楽しむ方法は無いんだろうなと思う。
　巷では第3次Zの戦闘アニメがあっさりしていると話題になっていましたが、つまるところこの辺の反省があったってことじゃないかなと思うんだな。それで良くなったかどうかは別の問題だけど、何も変わってないように見えていろいろ試行錯誤してるんだろうな。

　そういえば、久々に初回プレイで難易度ハードを目指してみたけど、ラスボスで調子に乗って全滅した以外はかなり楽にプレイできた。終わってみると一軍メンバーの8〜9割はフル改造だったし、資金的にかなり余裕があったといえるんじゃないかな。
　特にダブルオーライザーとウイングゼロの強さが頭2つぐらい抜きん出ていて、こいつらをうまく使えばどうとでも資金を稼げる感じだったのが大きい。
　しかしバランス的にはどうなんだろう。ほぼ全員がフル改造の状態で臨める最終決戦に価値はあるのかなって。そしてそれを前提として作られたであろうバランスもどうなんだろうなって。スパロボでこんなこと考えるのも若干あほらしいけど、一周目で天井が見える遊び方ができてしまうのって寂しい。2周目では15段階改造がアンロックされるけど、それは1周目の時点であっても良かったのではないかと思う。

　それなりには楽しいんだけどそれ以上にはならないいつもの据え置きスパロボ。形式こそ携帯機だが、据え置きの系譜。