ボードゲーム会合メモ

 昨日遊んだゲームメモ。
 今後プレイするときのための備忘録とも言える。

  • キングオブニューヨーク
    • 街に怪獣(プレイヤーキャラクター)を配置。ダイスの出目で建物を壊したり、他プレイヤーを攻撃したり、自分がダメージを食らったり、通貨となるエネルギーを得て補助カードを購入したり。建物壊しまくって得点高い人が勝ち。
    • このゲーム、抜群にビジュアルが良い。また実に攻撃的。フィールドの状況にも左右されるがダイス運次第で容赦なく大ダメージが入る。
    • 建物を壊すことが勝利への近道だが、建物を壊すと戦車や戦闘機などが出現し、その街に滞在するかぎり脅威となる。
    • これ相当面白いんじゃないか。一日中でも遊べるレベルだ。惜しいのはプレイ時間長めの割に序盤でサクッと死ぬ人が出てしまう可能性があるところか。運と戦略のバランスが若干運寄りなので事故を楽しめる人ほど楽しめるタイプのゲームだ。俺は事故大好きなのでほんと好きですこのゲーム。
      • 問題は俺が序盤でサクッと死んでしまったことだな。
  • ラブレター
    • 手札一枚。カードをドローして一方を捨てる。捨てたカードの効果をうまいこと使って他プレイヤーの手札を操作する。手札をゼロにさせられた人は死亡。死ななかったらカードの数字が大きい人の勝ち。
    • シンプル。スーパーシンプル。ゲーム時間は5分かからず、カードの総数が多くないのでややこしくない。状況整理しやすい。セオリーを崩した心理戦の領域へすぐに到達できるのは楽しい。
    • やべえなこれ。めちゃめちゃ面白かったよ。プレイ時間が短いからスパッと切り替えて次の対戦、次の対戦、とテンポよく進んでいく。時間をかけるうちに強い弱いの差はほとんど埋まってしまう感じで、そこから先は心理戦。
    • ものすごいスピードで手札が移り変わっていくので数十秒前に知った情報からどんどん正確さが失われていく。このスピード感はたまらない。
      • これ日本人が作ったんだね。天才か。
  • Gobb'iT
    • 反射神経ゲーム。それぞれ伏せたカードをめくって、強いカードの持ち主が弱いカードを取る。取る、というより奪う、もっというと叩くような、百人一首的な素早さが求められる。奪うだけでなく自分の弱いカードを守ることも必要。
    • ほとんど「たたいてかぶってジャンケンポン」のシステムそのままなんだが考えることが多いので頭が混乱する。
    • こーれは難しいな。ちょっと俺の脳では処理が追いつかない。処理した後に手が動かない。盛り上がるのは間違いないんだが慣れでは埋めがたい実力差みたいなものを感じた。
      • いまいち楽しいところまで到達できなかった。ただ言語を不要とするゲームデザインは素晴らしいと思う。けして嫌いではないんだが。悲しきは身体能力の低さよ。
  • マスクメン
    • カード間の大小強弱関係が可変な大富豪。ゲーム開始直後では配られた手札が強いのか弱いのか誰もわからない。手札の強さはプレイヤーの破棄するカードで決まる。
    • レスラーの強弱決定の駆け引きが大富豪に加わった感じで、なかなか面白い。短時間で終わるのも良い。
    • 一度弱いと断定されたレスラーがずっと弱いままであるというところが哀愁あっていいすね。そんな弱いレスラーも3人同時に出てくれば一流レスラーにも勝るのだ。
  • ごきぶりポーカー
    • いわゆるダウト的なブラフをかましたりかまさなかったりするゲーム。カードを伏せて差し出して中身を相手に当てさせる。ただ当てさせるだけでなくカード名を伝えながら差し出す。伝えるカード名はウソでもいい。相手を騙してカードを押し付けるのが目的。
    • 「○○である」「○○でない」という一見シンプルな受け答えと、ブラフが生まれる、あるいはブラフを見破るまでの脳内会議の壮絶さがとても味わい深い。
    • 定番となっている有名なゲームだが初めて遊んだ。これは面白いな。何が良いって何も考えなくても結果的に戦えてしまうところだ。そしてそんな戦い方では勝てないところだ。ダウトよりもシンプルなルールで誰もが一定以上楽しめて、勝つためには相応の推察が必要。絶妙。
  • あやつり人形
    • あの手この手で資金と手札を手に入れ建物を建築しポイントを稼いでいくゲーム。よくあるタイプのゲームだが毎ターンプレイヤーの役職を選択できるのが最大の特徴か。
    • 面白い。おそらくプレイヤー人数によって戦い方が大きく変わってくるんだろうな。現在の所持金や手札を見て役職の選択を予想し邪魔をしたり、その邪魔の裏をかくのがとても楽しい。
    • 時間がなくて最後らへんかなり妥協した策を取ったのが残念(とはいえ時間は有限なのでしょうがない)。本気で邪魔していけばもっと時間がかかるだろうし、その分白熱するかもな。
  • ワンナイト人狼
    • 短時間で楽しめる人狼、とのこと。最初に配られたカードでロールが決定し、夜パートに突入。夜は全員顔を伏せてロールごとに個別作業。他プレイヤーのカードを確認したり、交換したり。その後昼になったら顔を上げて会合。オオカミ側はウソをついてごまかし、人間側はオオカミが誰かを当てる。
    • 人狼というものを名前だけは知っててルールは知らない状態だったがかなり楽しめた。短時間かつ少人数でサクッと楽しめる。が、なかなか駆け引きが複雑で、かつ疑心暗鬼になる。人を信用できなくなる意味ではちょっと大人向けなところあるかもしれない。とにかく技術が問われるゲームなんだな。
  • ドブル
    • 絵合わせゲーム。全てのカードには必ず一つだけ全く同じ絵が描かれている。次々めくられていくカードと手元のカードの両方に出現した同じ絵を叫ぶ。絵合わせというか、早解きの間違い探しみたいな感覚。
    • とてもシンプル。絵が多くて覚えることは少ない。かつ、俺ルールローカルルールの組み込みやすさが気に入った。
    • ビデオゲームなんかも本来そうあるべきだと思うんだが、ルールを自分で拡張することで無限に面白くなっていくのがアナログゲームの良さだなと思う。ただそのためには元々のデザインが練られている必要があるわけだが。
      • しかしそう考えるとトランプって半端ないな。最強すぎる。しかしトランプで表現できない領域がまだ多々あるからこそ、このようにアナログゲームは発展し続けるのだなと思う。


 いやー楽しかった。日頃ビデオゲームばかり遊んでるからこういう機会は貴重だ。