2017年7月

 愛用していたRSSリーダーLDR終了に伴い、inoreaderへ移行。
 それ自体はどうということないんだが、もののついでになんとなく購読中のブログ群を整理していたら5〜10年未更新のブログが大量に発掘されてしまう。
 彼らはもはや生きているのか死んでいるのかわからない。ひょっとしたら別名義で場所を変えて活動しているのかもしれない。それもわからない。
 淡々と更新し続けた人がある日突然更新をやめ、そのまま10年が経過している。Twitterに行くでもなく、Facebookを紹介するでもなく、ただ時が止まっている。
 はっきり言って不気味過ぎる。
 せめて俺は毎月更新でもいいからとりあえずブログを続けようと改めて決意した。
 飽きっぽい自分でも、せめてもの、毎月更新。

FINAL FANTASY 13(PC)

 PS3版がディスク不良によるものか、動かないので改めてPC版を購入。
 そこそこ進めた記憶があるが、単調なストーリーに辟易してからやる気が失せたので放置。
 ゲーム用に作られた一つの物語としてはそこまで特別悪いというほどでもないんだけど、大した事ない単純なストーリーが薄っぺらく希釈されているので結果的に単調極まりない内容になっている。
 もしかしたら終盤になればこの評価が一転する機会もあるかもしれないが、耐えるにはすべてが薄っぺら過ぎる。
 ストーリーばかり批判したが、実を言うと戦闘システムもあまり好きではない。
 システムが、というより、全体的にリニアであることを突き詰めたような、誰が遊んでも経過に差異が生まれない窮屈な敵配置、マップ、アイテム、強化システム、レベルキャップ…
 当時のオープンワールド信仰へのアンチテーゼ的な意味はあったのかもしれないが、その思想は買いたいところだが、結果的に滑っていては意味がない。
 まあ、なんか最近再評価されてるみたいだから、という理由で始めたFF13だけど、心底つまんねーなと思ったのでちょっと小休止。
 やっぱ他人の評価なんてアテになんねーな!

FINAL FANTASY 12 THE ZODIAC AGE(PS4)

 んで結局次にやるゲームもFFなわけだが。
 今度は2006年に発売されたFF12のリマスター版。
 もう50時間近くプレイしてるんだけど、いやー…FF12…半端ねー面白さだ!FF13とは大違いだな!
 そもそもFF12はリアルタイムでいまいちピンと来なくて、ラスボスへ到達することもないまま積みゲー棚の肥やしになっていたわけですが、この2017年という時空において見事に復活を遂げました。
 まあ、オリジナル版は結構システム的に難があったので、当時微妙に感じたのもやむなしなところありますけど。
 特にインターナショナル版で追加されたと言われる倍速モード。これが快適すぎるのね。インターナショナル版は4倍速しかなかったらしいけど、このリマスター版だと2倍速設定も用意されていて隙がない。
 倍速モードだけでなく、インターナショナル版で導入されたであろうバランス調整が非常に心地よく、またジョブ選択が良い味を出している。
 一体俺はFF12の何を知っていたというのだろう?
 オリジナル版だけではわからなかった魅力がここまであるとは想像すらしなかった。
 そしてくどいようだが倍速モードが快適過ぎる。
 そして何より、やっぱりガンビットガンビットはこの一作で終わらせるには惜しいシステム。このシステムは出来が良すぎる。
 グラフィックも、今遊んでもそこまで見劣りするほどでもない。
 むしろ、キャラがドアップで映らない分FF13よりも美麗に感じることさえある。
 あと、やはり10年前にある程度プレイ済みというのも大きいね。
 ぜんっぜんストーリーとか、欠片も覚えてないつもりだったんだけど。
 物語を進めていくと「あ!ここ!この場所!来たことある!」という感じで10年前眠りについた古の記憶が俺の中から呼び起こされる。
 これがものすごく気持ちいい。
 同時に呼び起こされる大学の日々…
 当時、留年しそうだった(結局留年した)こととか、インターネットを通じて出会った人々、徹夜でゲームを遊び続けた日々、大学の友人と遊んだ日々…
 土石流のように過去の記憶が俺を飲み込んでいく。
 これが、この感覚があるから、古いゲームを懐かしんで遊ぶのって、やめらんねえよなあと思うわけですよ。
 進歩も革新も無い話だけど、そういうことを楽しめる人間でありたいね。
 俺も20代の頃は、「オッサンどもは古いゲームの思い出ばかり喋っててクソだな!老害!死ね!」とか思ってたけど、人は年をとるのだ。

Splatoon2(Switch)

 ごめんなさいFF12ばかりやってて買ったばかりのスプラトゥーン2あまりやってないです。
 正直、前作と比べて劇的な進化を感じなかったので、あえて今遊ぶことも無いかなと思うに至り。
 いやそれFF12遊びながら言うー?言うー?みたいな疑問を自分でも抱いちゃうわけですけど。
 まあ、ひとえにこれも、機運によるところです。
 幸い、プレイヤー人口は多いようなので、割といつでも帰ってこれるだろう。